就活では、新しい世界への幕開けとして、楽しいことや新鮮なことがたくさんある一方で、採用が決まらないことで自信を失ったり、自己否定に走る人も出てきます。
就活で負けないためには、しっかりとした「心構え」が大事。
精神的に参ってしまわないように、そして後悔なく望んだ結果を手にできるように、自分なりの軸を持ちましょう。
ここでは、大学生が就活のときに持っておきたい心構えをご紹介します。
大事。はじめる前に知っておきたい就活の心構え
1、経験に期待しすぎない
まず知っておきたいのは、みな大して変わらない平凡な大学生であるということです。
なかには突出した才能を持っている人もいるかもしれませんが、それはごく稀。
あなたが大学生活でユニークな経験をしたとしても、採用担当者はあなたと似たような経験をした学生を何人も見てきたことでしょう。
なので、「自分はすごい経験をした!」とその「経験」に頼りすぎると、案外がっかりするかもしれません。
相手が聞きたいのは、「どれだけすごい経験をしたか」よりも、あなたがその経験を通して「何を学び、何を感じ、どう成長したのか」です。
そこをしっかりと理解し、アピールする部分を間違えないようにしましょう。
ちなみに、人事は人をみるプロなので、小手先のテクニックは通用しません。ありのままのあなたで勝負しましょう。
2、周りと比較しない
就活で一番ストレスになるのが「焦り」です。そしてその焦りは「他人と比較する」というところからきます。
友達はもう内定をもらっている。
あの子は大手企業に決まったらしい。
自分はまだもらえていない…。
気持ちはわかりますが、他人との比較をしていてはきりがありません。自分を苦しめ、追い詰めるだけです。
ここで大事にしたい心構えは、「自分は自分、他人は他人」ということと「なるようになるさ」という気軽さです。
他人と自分は、今までしてきた経験も違えば、もともと持っている性質も違います。いくら羨ましいと思っても、自分にないものはないのです。
でも、自分にしかないものもある、のです。
自分にないところを嘆くより、自分にあるものをどう使っていくかに焦点を切り替えましょう。
3、執着しすぎない
中には、憧れの大企業があって、「そこに入れないなら死んだほうがマシ!」という人がいますが、そういう強い執着はあなたを苦しめる原因になります。
生きていれば、どんなに努力しても、うまくいかないこともあります。
絶対にあそこに入ってやる!!と決めたのに、あっけなく…ということも。
でも、それは裏切られたのではありません。
「あなたにとってそこは最適ではないですよ、もっといいところがありますよ」という運のサインなだけ。
つまり、縁がなかった、それだけのことです。起きる出来事すべてに意味があります。
あなたが最終的に就職が決まった企業が、一番あなたにとって良いところだったということ。
なので、「絶対ここに入る!!」と力むよりは「私にとって一番いいところに決まるから、大丈夫。なるようになる。」と自分に言い聞かせる方がスムーズにいきます。
4、就職が全てではない
就職活動において、何社受けても落ち続けるという人が少なからずいます。現代ではそれを理由に自殺をする人もいます。
当たり前ですが、就職が人生の全てではありません。
就職できない人は価値がなくて、いいところに就職できれば価値が上がる。
そんなことを考えるのはとっくに時代遅れです。
よく言われる話ですが、就職が決まらない人は従業員に向いていないのかもしれません。
これは悪い意味ではなく、人の上に立つ方が向いているという意味です。
どうしても内定がもらえない人は、気持ちを切り替えて自分でビジネスをやってみるのもアリです。
あなたは就職して働くために生まれてきたのではありません。
就職なんて、あなたの人生のたった一部の要素でしかないのです。
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まとめ
以上、4つの就活の心構えをしっかりと胸に刻み、就活に挑みましょう。
「カシのように跳ね返さず、ヤナギのようにしなりなさい」という言葉がありますが、カッチカチになって真っ向からぶつかっては折れてしまいます。
柔らかく、柔軟に向き合えば、折れるということは絶対にありません。