高校時代、「この先輩は嫌い!怖い!苦手!」という先輩と「この先輩は理想!大好き!」という先輩と、両方いたのではないでしょうか?
後輩にとって「先輩」というのは、自分の先を行く尊敬できる存在。
後輩は自分が思っているよりも先輩の態度や言動を敏感に察し、見ているものです。
どうせ後輩を持つのなら、あなたも後輩の尊敬を裏切るのではなく、人気でモテモテの「理想の先輩」になりたいですよね。
今回は、誰でもできる「理想の先輩」と言われるための条件をご紹介します。
「理想の先輩」の4つの条件はこれ!
それでは、具体的に「理想の先輩」になるための条件を4つご紹介します。
1、明るく前向き
まず「明るく前向き」ということ。
他の仲間とのいざこざがあっても、そういう時こそ前向きに「全然大丈夫。そういうこともある!」とどんと構えられる先輩は、後輩から尊敬の眼差しをもらうことでしょう。
気分の沈みや悩みもあるかもしれませんが、後輩の前では明るく振る舞うように心がけましょう。
あなたが後輩の立場なら、いつも明るく元気で、困難があっても前向き先輩と、陰気で口数が少なく、何かあれば暗い顔をする先輩、どちらを好きになるでしょうか?
いつもそれを想像しながら行動することで、素敵な先輩へと近づいていきます。
2、相談に乗ってくれる
次に大事なのが、「相談に乗ってくれる」ということ。
後輩から相談された時には親身に相談に乗ってあげることはもちろん、相談されなくても、辛そうな後輩がいたり、溶け込めていない後輩がいれば、自分から声をかけてあげましょう。
「最近暗い顔してるけど大丈夫?何か相談あったら行ってね!」と言ってあげれば、後輩もきっと安心しますし、あなたに心を開いてくれることでしょう。
もし、「大丈夫です!」と言われても、そうやって気遣ってくれたあなたにはとても親近感を持つはずです。
3、後輩にも礼儀正しい
「下の人にも礼儀正しい」 これはとても重要なポイントです。
後輩にも敬語を使おうとか、お辞儀をしようと言っているのではありません。先輩だからと言って「威張ったような態度をとらない」ということです。
「先輩なんだから威張っていい、後輩なんだからこれぐらいやってくれて当たり前だ」と考えるのは人として論外です。
必要な時にはきちんと後輩に謝る、やってくれたことには感謝する、自分からも挨拶をするなど、後輩にも一人の人間として、最低限の礼儀をもって接しましょう。
目下の人にも礼儀を持つ、これは成功者に共通するものです。
4、ご飯に連れて行ってあげる
最後に、「ご飯に連れて行ってあげる」ということ。これは、あなたが後輩という立場だった時によく先輩からしてもらったのではないでしょうか。
日本人特有の伝統ですが、先輩がそうしてくれた限り、あなたにも後輩に同じようにしてあげる責任があります。それが継承ですね。
金銭的にきつい時はもちろん無理することはありません。
でも、余裕があるなら、人からしてもらった親切は、自分も他の人にしてあげましょう。
(おまけ) 生意気な後輩への対処法って?
後輩の中には「生意気な後輩」もなかにはいます。いろんなタイプがあると思いますが、今回ここで話すのはどんな人にもタメ口を使うような後輩のことです。
「そんな人はほっとけ」というのもありですが、少しでも関わりを持った以上、注意してあげるのが本当の愛情かもしれません。
そんな時は、決して周りに人がいるような状況で説教をしてはいけません。
無礼な後輩は「自尊心が強い」場合がほとんど。「俺は先輩にタメ口をきける。すごいだろ?」という人が多いのです。
人前で注意をすると、「俺は間違っていない」的な態度をとるでしょう。もしくは、その場では「すいません」と言っても、影で文句を言うでしょう。
ですので、二人きりの時を選び、決して怒るのではなく諭しましょう。
「私は別に多少の無礼は気にしない。でも、人前でそんな態度をとっていたら君の周りから人が離れていってしまう。だから人前では礼儀正しくした方が良いと思うけど、どうだろう?」
こんな風に言えたらかっこいい先輩ではありませんか?
もっと人に好かれる方法!
ここまででご紹介した条件を満たし、生意気な後輩に対しても適切な対応ができれば、あなたはきっともう人気の先輩になっていることでしょう!
もっともっと後輩に慕われたい!という人は、以下のページを参考にしてみてください。
後輩に限らず、先輩や友達、教授など、どんな人にも好かれる自分になれる方法を公開しています。
まとめ
以上、大学での理想の先輩の条件をご紹介しました。
せっかくの大学生活、後輩にモテモテで先輩感を楽しみましょう。