大学生が評価されるプレゼンテーションを作る7つのポイント

レポート

大学生では、プレゼンテーションを行う機会が結構ありますよね。

プレゼンは社会に出てからも必要なので、大学生のうちに基本的なやり方やスキルは身につけておくべき。

また、大学時代に大勢の前での発表に慣れることも大切なことです。

プレゼンの目的は、文章や言葉を補う図やイラストを使うことで「よりわかりやすく伝える」こと。

ここでは、大学生が授業で評価が取れるプレゼンをつくるための7つの方法をご紹介します!基本事項なので、しっかりとマスターしたいですね。

大学で評価されるプレゼンのポイント7つ

1、構成をしっかり考える!

まず、構成をしっかり考えましょう。

多くの場合、大学のプレゼンは時間が限られています。

その中でいかに相手に内容を伝えることが出来るかが重要なポイントになってきます。

「どのような流れで説明するか」
「スライドに載せることと、口頭で説明することは何か」

は必ず考えておく必要があります。

例えば、研究の発表の場合の流れならば

  • 「研究の背景」(なぜこの研究を行う必要があるか、行うことになったか等)
  • 「研究の目的」(この研究で何を明らかにしたいのか)
  • 「研究の内容」(実際にどのようなことを行ったのか)
  • 「研究の結果」(何を得られたか)
  • 「まとめ、考察」

 
このように、構成を考えて説明すると効果的です。序盤に「目次」を入れ、プレゼンの流れを示しておくと良いでしょう。

2、スライドの字の大きさ・フォントなど

大学のプレゼンで必須なのがパワーポイントなどでつくる「スライド」ですよね。

スライドが適切かどうかも大学のプレゼンでは結構大きく評価されます。

特に大学になって初めてプレゼンする人は、字の大きさやフォントなどに注意。

字の大きさ

まず大事なのは、「見える時の大きさにする」ということ。

小さい字でずらずらと文章をスライドに載せる人がいますが、それでは後ろの人が見えませんし、評価も下がります。

スライドに文字を載せる時は、「キーワードのみ」を「大きな字」で。

基本的に 接続詞はいりません。どうしてもある程度の文章を載せないといけないときは、箇条書きにするといいでしょう。

フォント

また、フォントは「ゴシック」が良いとされています。プロジェクターを介した時の相性が良いからです。

オシャレにしようと、珍しいフォントを使うと、読みづらかったり、他のパソコンで表示されなかったりするので注意。

記号を使う

長々とした文章を載せない代わりに、画像や図・矢印などの記号を使って「イメージ」が伝わるように工夫すると、スライドの評価が上がります。

3、図・グラフ・表・写真

図・グラフ・表・写真などは、プレゼンにはなくてはならないもの。できるだけ簡潔に見やすいグラフや表を作りましょう。

ラベルなどの文字が小さかったり、伝たいこととは無関係なデータも混ざっていないか確認しましょう。

特に強調したいデータは、そこだけ色を変えたり、モーションをつけたりして、目立つようにするといいです。

もし、自分で作ったグラフや表ではないものを使う場合は、どこから引っ張ってきたのか、出典も必ず書きましょう。

あと、プレゼンで笑いを取りたい人は、写真などで笑いを取れるチャンス。笑

4、背景色やデザインには気をつける

プレゼン用のソフトには、色々なスライドの背景やデザインが用意されていますが、利用する際には十分気をつけましょう。

オシャレなスライドにしたい気持ちはわかりますが、あまり凝ったものを選ぶと、見ている人がデザインばかりに気をとられたり、見づらくなったりします。

できるだけシンプルなものを使いましょう。

スライドのデザインやオシャレさ、というものは一切評価対象に含まれません。

評価されるのは「スライドの見やすや・わかりやすさ・効果性」

オシャレすぎるスライドのせいでこれらを欠く結果になるのなら、本末転倒なので注意。

5、アニメーションは効果的に使う

これも背景やデザインと同じように、楽しいからといってやたらめったら使っていては、見づらくなります。

コツは、同じ形態には同じアニメーションを使うこと。

例えば、箇条書きを一つ一つ表示するときはこのアニメーション、画像を登場させるときはこのアニメーション…など、

「これにはこれ」というパターンを作ると、一貫性がありわかりやすいスライドになります。

もちろんアニメーションを遊びに使うのではなく効果的に使えているかどうか、というのも、評価の対象になります。

6、話し方が命!

プレゼンの印象に一番影響するのは、あなたの話し方と立ち振舞いです。

以下の点を確認してみましょう。

  • 背筋を伸ばして立っているか?
  • 視線を上げ、アイコンタクトを取りながら話しているか?
  • 大きな声で話しているか?
  • 「えーと」「なんだっけ」「あの…」など余計な言葉を言っていないか?
  • フラフラしたり、髪をいじったり…自分の「クセ」が出ていないか?

 以上のことに気をつけるだけでも印象が変わります。また、以上のことは評価にも直結するのでやる価値は高い!

7、非表示スライドの使い方

プレゼン発表後に質問の時間が設けられます。その質問の際に、意外と頼りになるのが「非表示スライド」です。

非表示スライドとは、「作ったけど発表では使わない」と判断して非表示にしたスライドのこと。

プレゼンでは発表の時間が決まっていたり、分かりやすく説明するために割愛する部分が出てくると思います。

しかし、消してはいけません!非表示スライドとしてこっそりとっておきましょう

割愛した部分に関する質問がきた時に、その非表示スライドで説明をすれば、「こいつやるな!」と一目置かれるでしょう。

プレゼンを効果的にする7つの方法。まとめ

何より目的は相手に分かりやすく伝えること!その上で守るべきルールが以下の7つです。

  1. 構成をしっかり考える
  2. 字は大きく、フォントはゴシック、文章は端的
  3. 図・グラフ・表・写真を上手く使う
  4. 背景色・デザインには気をつける
  5. アニメーションは効果的に使う
  6. 話し方に気をつける
  7. 非表示スライドを上手く使う

あと、「ご清聴ありがとうございました」と発表の最後につける人がいますが、「ご静聴」ではなく「ご清聴」なのでご注意を!

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