大学の単位が足りない…就活は不利なのか?4年からのリカバリー方法

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単位そっちのけで大学生活を遊びきったのはいいけど、大学4年になって単位が足りない!というまさかの事態。

4年になると就活も始まるので忙しくなり、単位をとれるかどうか不安。

企業への印象が悪くなったり、就活が不利になることはあるのだろうか?

ここでは、大学の単位が足りない人へ向けて、以下の3つの点をまとめました!

  • 留年?セーフ?危ない単位数とは
  • 大学の単位が足りないと就活は不利なのか?
  • 就活を不利にしない!今からできる対策

焦りや不安、後悔に押しつぶされそうになるかもしれません。

でも、ここは人生を大きく左右する分かれ道。まずは現状を把握して、今できる対策に専念しましょう。


留年?セーフ?危ない単位数とは

「やばい!」と思った時、まずはすぐに卒業までに必要な単位数を確認しましょう。

4年時点では、最低でも残り20単位までにはおさめておきたいのが実情。

ほとんどの大学で、「2単位=1授業」と計算されるはずなので、約10個の授業が入ってくることになります。

それでも、4年のメインは「卒論」と「就活」。たとえ授業が10個でも、実際にはかなり忙しくなります。

なので、理想を言えば、とれるものは3年のうちにとっておくのがベスト。

単位が足りない3年生・4年生が今すぐすべきこと

いままだ3年の人は、4年に上がる前にとれる単位をとにかくとりましょう。

後で詳しく書きますが、「冬季・夏季集中講義」というものもあるので、まだ単位が間に合う可能性が高いです。

いますでに4年に上がってしまった人は、以下の点をすぐに確認。

  • 卒業までに必要な単位数
  • 絶対に外せない就活の日程
  • 物理的に授業・試験に参加できるか

卒業までになんとか間に合いそうな場合は、とにかく単位を優先に生活しましょう。

ここでたるんでしまったら、一生後悔することになるかもしれません。

➡︎ 大学の必修科目を落とすとどうなるか?すぐ考えるべき単位のこと


大学の単位が足りないと就活は不利なのか?

就活では、一次面接・二次面接と進んでいくうちに、いずれ企業に「成績証明書」というのを提出する機会が出てきます。

つまり、今までの成績や単位数がまる見え。

就活が始まった時点で、卒業が危うい、あるべき単位が足りないという時、就活にはどんな影響があるのでしょうか?

面接官からの視線や不利になる場合などをまとめました。

企業・面接官から見た本音

成績証明書には、

  • 成績
  • 取得した単位数
  • 欠席数

などが詳しく載っています。

卒業までに必要な単位数は124単位と定められていますが、3年までに100単位を取っていないと、卒業に影響が出る可能性を考える面接官もいます。

また、あまりにも欠席数が多く、単位数が少ない場合は、「授業をサボっていた」と認識されることも。授業をサボる人を採用したいと言えば、企業側からみればそんなことはありません。

やはり何事にも一生懸命取り組む人を採用したいと考えるのが普通です。

就活が不利になる場合

とはいえ、就活では成績よりも「人柄」を重要視して採用することも多くあるので、単位数や成績はそこまで気にしなくていいでしょう。

なんとか面接官が納得するような説明ができればまだ問題はありません。

就活が不利になる場合というは、「授業・とかぶって企業説明会や面接に行けない」というときです。こうなると、かなり遅れを取ってしまいます。

とはいえ、単位がギリギリの場合は単位を取ることが最優先なので、場合によっては希望の企業をあきらめないといけないこともあるでしょう。

就活を不利にしない!今からできる対策

では、単位が足りない今、どうすれば単位を挽回することができるでしょうか?

そして、就活を不利にしない方法はあるのでしょうか?

「冬季・夏季集中講義」で今から単位を挽回する

ほとんどの大学には、「冬季・夏季集中講義」というものがあります。

ふつう大学では、1年の半分をかけてそれぞれの単位を取得しますよね。

集中講義は、それを夏休みや冬休み中の3〜4日で一気に受講し、単位をまとめて取ることができるものです。

まさに、単位が足りない人にとってはありがたいシステムです。内容も結構楽しいものが多いという意見があります。

単位が足りないと気がついた時点で次の休みはすぐに申し込みましょう。

面接官が納得する説明の仕方

就活の面接で単位について聞かれた時に、不利にならないようにするにはどう答えればいいでしょうか?

次のポイントを押さえましょう。

  1. 単位がギリギリな理由をちゃんと説明(サークル活動やアルバイトに熱心だった…etc)
  2. 後悔していない、そこから学んだことがある
  3. これからの単位取得について見通しが立っている

例としてはこんな感じ。

(例)

「サークル活動に専念していたため、大変恥ずかしながら単位の取得はギリギリになってしまいました。

しかし、サークル活動に専念したことで、仲間と協力し企画をやり遂げることの楽しさ・やりがいを感じることができ、非常に有意義な大学生活だったと思っています。

これからの単位取得についてはすでにしっかりと計画を立て、卒業までに取得する目処が立っています。」

自信なさそうに言ってしまうと、「サボっていた言い訳だな」と思われます。

堂々と、「それでよかったんです!」という勢いとアピールが必要です。


まとめ

以上、大学の単位が足りない時、就活に不利になるかどうか、そしてその対策方法をご紹介しました。

過ぎてしまったことは仕方ありません。深呼吸をして焦る心を落ち着かせ、今何ができるかを冷静に把握しましょう。

そしてこれ以上後悔のないように、今できることに専念しましょう。

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