【大学生の英語勉強法】シリーズでは、英語大好き・TOEIC800点・留学2回経験のサイト運営者が、大学生が「楽しく」英語を身につけられる勉強法やコツを、経験を踏まえてご紹介していきます!
留学に行ってわかったのが、英語ペラペラの外国人留学生とカタコトの日本人留学生の差。
そしてその差は、「音」を中心とした勉強法にあることを発見しました!
今回はそんな「音」の勉強法である「シャドーイング」について、その効果をお話ししていきます。
具体的なやり方については、別記事驚愕の英会話上達法!英語ペラペラの「ふり」シャドーイングでどうぞ。
「シャドーイング」という最強兵器とは?
「シャドーイング」とは、「shadow=影」のように、ネイティブの音声の0.5~1秒後を追って発音するという方法。
音声と同時ではなくあえて少し遅れて発音することで、「音声をよく聞いて忠実に真似する」ということを目的にしています。
英語の本質は「音」。
日本人はテキストとにらめっこするのが英語の勉強だと思いがちですが、それでは補えない部分がたくさんあります。
TOIECの点数はいいけど英会話は苦手、という日本人は多いですよね。
「日本人の英語は試験向きだ」と言われるのも、勉強法が偏っているからだと私は思います。
シャドーイングは、そんな日本人が偏りやすい部分を補ってくれる効果的な方法です。
シャドーイングは一石何鳥??
シャドーイングは「一石何鳥?」というくらい、いろいろな面で英語をスキルアップさせてくれます。
私が効果を実感したのはざっと挙げて以下の通り。
- 発音が綺麗になった
- 音のつながりがナチュラルになり、ネイティブの発音に近づいた
- リスニングが上がった
- 今まで聞き取れなかった音のつながりや脱落音がわかるようになった
- 単語を覚えた
- 英文の読解がスムーズになった
- 英会話でとっさにフレーズが出てくるようになった
数えてみると、一石七鳥でしたね。笑
大まかにまとめると、主に「発音・スピーキング・リスニング」が特に上達したということです。
試験よりは、実践的な英会話を上達させたい人に向いている勉強法といえますね!
シャドーイングにはどうしてそんなに効果があるのか?
でも、どうして一度にこんなにたくさんの効果を生み出せるのでしょうか?
誰でも、私の実感したような効果を同じように実感できるのでしょうか?
「発音・スピーキング・リスニング」の面から、どうして効果が得られるのかまとめてみました。
① 発音がよくなる訳
シャドーイングは、ネイティブの音声の後に続いて声に出す練習なので、いうまでもなく発音がよくなります。
具体的には、
- アクセントとイントネーションが身につく
- 「脱落音」や「つながった音」が身につく
「脱落音」は、”Got it.”を「ガット イット」とは言わず、「ガリッ」と最後の音が脱落するようなこと。
「つながった音」は、”Thank you.”を「サンク ユー」とは言わず、「サンキュー」と音がつながることです。
日本人には非常にわかりにくいこの「脱落音」と「つながった音」ですが、実はシャドーイングをすることで、自分でも発音できるようになります。
単語と単語が分裂したたどたどしい英語から、スムーズに流れるようなネイティブに近い英語を話せるようなっていきます。
② スピーキングが上達する訳
単語帳や文法書で暗記しただけの英単語やフレーズは、実際の英会話では思い出すのが精一杯で、スムーズに口をついて出てきません。
でもシャドーイングで練習した単語やフレーズは、とっさの時に自然と出てきてくれます。
それは、驚愕の英会話上達法!英語ペラペラの「ふり」シャドーイングでお話ししたように、何度も何度も実際に声に出して練習するから。
「頭で覚える」というよりも「体で覚える」という感覚ですね。
瞬発的に出てくるストックを増やせると、スピーキングの上達に直接つながります。
③ リスニングが上達する訳
まとめ
シャドーイングの効果を知ることができたでしょうか?
英語を上達したいのなら、シャドーイングは欠かせない勉強法です!
楽しくできるシャドーイングの具体的なやり方は、驚愕の英会話上達法!英語ペラペラの「ふり」シャドーイングでご紹介しています。
他にも、「今からでも英語を始めたい!」という大学生が楽しくできる英語勉強法を【大学生の英語勉強法】シリーズでまとめています。