大学生になって免許をとると、どうしても車が欲しくなってしまいますよね。
親に貸してもらうといろいろ条件をつけられて嫌だったり、大学まで車で通学しようと考えていたり…。
確かに車はあると便利ですが、それだけ負担も増えるので、知るべきことを知りしっかり検討するのが後悔のない道!
今回は、大学生が車を欲しい!と夜も眠れなくなった時、何を検討すべきなのか?
「車の維持費」と「使用目的」について、そして買わなくても車を安く利用出来る方法をご紹介します。
大検討① 車にかかる維持費はいくら?
車が欲しい大学生がまず検討すべき点は、「車の維持費」について。
主にアルバイトが収入源となる大学生ですが、車の維持費を払い続けることはできるでしょうか?
車を買うと、服や時計を買うのとは違って、使っても使わなくても毎月お金が出ていく「負債」の状態になります。
それを頭に入れた上で、実際にかかる車の維持費を見てみましょう。
*自動車税
国が定める、自動車に対する税金のこと。
車の大きさや総排気量によって変わってきます。
軽自動車で10,800円、その他普通車は小さいので29,500円〜大きいので111,000円を毎年4月に1回払う必要があります。
エコカーの場合は自動車税が割引になりますが、その分購入費用が高くなるので、大学生がエコカー買うのは難しいのが現状。
*自動車保険(任意)
事故などがあった場合、申請することで代わりに修理代やその他費用を支払ってくれる保険のこと。
任意とはいえ、事故など何かあった場合何も保険をかけていないと、支払えないほどの高額を請求されることがあるので、入っておくことを強くおすすめします。
免許を取りたての大学生は事故を起こす確率が高いとみなされ、保険料は高いのが普通。
年間で数万円が目安です。
*車検
自動車が保安基準を保っているかどうかの検診。
車を買って初回は3年後、その後は2年に一回行います。
軽自動車で約7万円〜、その他普通車で約10万円〜が目安になります。
けっこうな出費になりますね。
*ガソリン代
車の性能や乗る頻度で変わってきますが、軽自動車だとだいたい年間5万円程度、その他自動車だと、軽自動車より燃費がかかるのでもっと多くなります。
*駐車場代
相当いい土地に住んでいない限り、毎月数千円〜約5万円程度が住居地周辺の駐車場代としてかかってきます。
また、車で出かけた時の出先での駐車場代もかかるということをお忘れなく。
*タイヤ・ワイパーなどの備品
特に雪の降る地域に住んでいる人は、冬タイヤ・冬ワイパーに変える必要があるので高くつきます。
そうでなくても、数年に一度は必ず交換する必要がある消耗品になります。
こうやってみると、車の購入代の他にかなりの維持費がかかることがわかりますね。
車が欲しいとワクワクしていた大学生はがっかりしたかもしれませんが、事実は事実。
知らないで買う方がこわいので、しっかり事実を知っておきましょう。
しかし、だからと言って車をあきらめましょう!と言っているわけではありません。
これらの費用をかけずに車を自由に使える方法を最後にご紹介するので、どうか気を落とさずに。
大検討② 車が欲しい理由・目的はなにか?
車を使う明確な目的がなく、単に「かっこいいしなんか便利だから車が欲しい!」という人は注意!
思っていたよりも使わずに、でもお金だけが出ていく…という状況に。
2つ目の検討ポイント、「車を買う理由・目的」を改めて考えてみましょう。
*通学に使う
田舎の大学で、公共交通機関での移動も大変、という場合は車があった方が便利でしょう。
しかし、逆に都会の中を移動するのなら、毎日渋滞に巻き込まれたり、停めるところに困ったりと逆に車だと不便になることがあります。
また、可能なら通学は車を使わない方がいいでしょう。
というのも、毎日使うとなるとガソリン代が馬鹿にならないからです。
また、実家から大学があまりに遠いのなら、車で通学するのではなく大学の近くでの一人暮らしを考えてみるのも1つの手です。
*アルバイトの通勤
もしアルバイトの通勤で使うなら、少し計算してみてください。
あなたがそのアルバイト先で稼ぐ金額と、通勤のために使っている車の維持費を比べてみましょう。
もしかしたら、アルバイトの給料のほとんどが車に消えるかもしれません。
生活費のためにアルバイトを始め、アルバイトに行くために車を持ち、気づけば車を維持するためにアルバイトをしている、ということになりかねません。
論理的な選択をしましょう。
*デートで使う
確かにデートの際に車があると便利です!
でも、それだけの理由なら、車を買うよりももっと便利で安いサービスがあります。詳しくは次の項目で。
ちなみに車を持っていると、持っていない人よりモテる気がしますが、足にされないように。
*遠出するのに使う
遠出するためだけに車が欲しいのなら、自分の車を持つ必要はありません。
おそらく使う頻度は少ないですし、遠出のための利用ならそれに適したサービスもあります。
検討結果!車が欲しい大学生は車を持つべきか?
以上、「車の維持費」と「使用目的」について検討しました。上記のことを検討してみた結果…
車が欲しい!を叶えてOKな大学生はこんな人
以下に当てはまる大学生、
- 住んでいる所や大学が田舎の方だし
- アルバイト先も車があった方が便利だし
- デートでも使いたいし
- 友達と遠出もちょくちょくしたい
- そして、金銭的に車を維持できる!!
という大学生は、車を買っても問題ないと言えます(ただ、判断は自己責任でお願いしますね)。
ただし、車を持つと何気なく外出したり、歩いて行ける距離でも通学やコンビニに使ったりと、何かと出費が増えます。
ある程度の自己規制を忘れずに!
車が欲しい!をあきらめたほうがいい大学生はこんな人
対して、 以下に当てはまる大学生、
- 車を持つほどではない
- 車は利用したいが維持費がきつい!
- デートや遠出で利用するのがメイン
という人は、車を持つのは後の人生の楽しみにした方がいいかもしれませんね。
でも、がっかりすることはありません!
大学生が車を買わずに自由に安く乗る方法!
自分で車を持っていなくても、24時間利用できて、維持費が一切かからなくて、デートや遠出など使いたいとだけ使えるサービスがあります。
それが「カーシェアリング」。
車を持つよりはるかに安価で、人を挟まないのでレンタカーより気軽で簡単。
そして24時間好きな時に好きなだけ車を利用することができます。
カーシェアリングは、大抵どこの会社でも、年会費無料など学生がお得に利用できるキャンペーンがあります。
便利でお得に車を使いたい大学生には必須のカーシェアリング。
以下のページでカーシェアリングについて詳しく書いたので、参考にしてください。
➡︎ 大学生はカーシェアリングとレンタカーどっちがおすすめ?徹底比較と結論
また、カーシェアを利用する場合はクレジットカードが必要になります。
まだ持っていない人は、大学生におすすめの学割のあるクレジットカードを作っておくとお得です。
➡︎ 大学生におすすめのクレジットカード!優秀な2枚をご紹介
まとめ
以上、大学生が車を欲しいと思った時に検討すべき2つの点についてご紹介しました。
どちらの結果でも、後悔だけはしない選択をしたいですよね。
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