大学生が下宿暮らしをするメリットとデメリットをまとめてみた。

メリットデメリット

大学生になって実家を出ることにした時、「一人暮らし」にするのか「下宿暮らし」にするのか迷うことがありますよね。

ここでは、大学生が下宿暮らしをするメリットとデメリットをまとめてみました。

下宿暮らしにかかる費用については、こちらの記事で書いています。

➡︎ 大学生の下宿暮らしにかかる費用は?初期費用と毎月の費用まとめ


大学生が下宿暮らしをするメリットをまとめてみた。

まずは、一人暮らしでは得られない「下宿のメリット」から。

キーワードは「安心」。食事も、普段の生活も、防犯面も、下宿は「安心」に暮らしたいという人にとってはメリットが大きいでしょう。

下宿のメリット1:食事には困らない

大学生にとって下宿の一番のメリットは「食事に困らない」ということ。

大学生の一人暮らしは、栄養不足や自炊の面倒さなど、とかく食事の問題がつきまといます。

下宿なら、毎日栄養バランスのとれた食事を食べられる、そして準備や片付けも必要ない、というのは大きな魅力。

下宿のメリット2:いつも人・仲間といられる安心感

私は大学生から一人暮らしをしていますが、何も予定のない休日なんかとくに、孤独感に襲われることが多々。

その点、下宿だといつでも共有スペースに行けば誰かがいて、友達になったり、一緒に課題をやったりと、一人暮らし独特の「寂しさ」を味わうことは少ないかもしれません。

下宿のメリット3:他校・他学年と仲良くなれる

大学の寮の場合はその大学の生徒だけですが、ふつうの民間の下宿には、いろんな学校のいろんな学年の人が暮らしています。

仲良くなれば、他校の学生との情報交換や先輩・後輩との付き合いもできて、より大学時代が充実します。

下宿のメリット4:留学生と友達になれる可能性アリ

運がよければ、「留学生」が同じ下宿にいる可能性もあります。

留学生を発見したら、すぐに仲良くなるべし!

英語を教えてもらえるだけじゃなくて、文化や感覚の違いを知ることもできます。

運がよければ長期休みの実家帰り(海外)に同行して、ホームステイをさせてもらえるパターンも!

下宿のメリット5:部屋に家具・家電がついていることがある

部屋によりますが、下宿の場合、部屋にもともと家具や家電がついていることがあります。

実家を出る際には特にできるだけ初期費用を抑えたい

下宿のメリット6:大家さんがいるので防犯面が安心

下宿にはほとんど大家さんか管理人が同居しています。

一人暮らしで済むアパートなどはほとんど管理人がいないことが多いので、その点では下宿の方が何かあった時に安心です。

「鍵をなくした」「荷物が受け取れない」などの急なトラブルにも対応してくれるでしょう。


大学生が下宿暮らしをするデメリットは?

次に、大学生が下宿に住むデメリットについて考えてみましょう。

キーワードは「不自由さ」です。やっぱり守られて安心な分だけ、一人暮らしよりはいろんなことが制限されます。

下宿のデメリット1:門限が決まっている

大学生にとって下宿の一番のデメリットはこれじゃないでしょうか。

どの下宿にするかにもよりますが、ほとんどは門限が決まっていて、外で日をまたぐことはまずできないと考えていいと思います。

もちろんですが、門限を過ぎると下宿が閉まるので中に入れません。脅し文句の「門限」ではなく、本当の「門限」です。

サークルや友達、恋人と遅くまで楽しむのが大学生の醍醐味というところもあるので、大学生らしくエンジョイしたい人に下宿は向かいかないかもしれません。

下宿のデメリット2:食事の時間が決まっている

食事付きの下宿の場合、食堂などの共有スペースに行って食事をすることになりますが、その提供時間も決まっています。

なので、ご飯を逃さないように早く帰ってくるか、月々食事代を払っていてもパスして遅くまで出かけているか、の選択にいつも迫られることになります。

下宿のデメリット3:異性を部屋に連れてくることができない

ほとんどの下宿が、「男性専用下宿」や「女性専用下宿」というように性別によって分かれています。

そしてその場合、異性を下宿に連れてくることが禁止されています。

私も、高校の時に付き合っていた相手が下宿暮らしでしたが、私は異性ということでその下宿に入ることができませんでした。

下宿のデメリット4:生活費の節約が限られる

【大学生の下宿暮らしにかかる費用は?初期費用と毎月の費用まとめ】でも紹介した通り、下宿は暖房代、ガス・水道代、食事代などの生活費を定額で支払うことになります。

なので、冬は暖房の温度を下げて節約しよう、とか、自炊で食事代を節約しよう、という自由な経済の調節ができなくなります。

下宿のデメリット5:トイレ・お風呂などが共有

下宿にもよりますが、値段が手頃なところを選ぼうとすると、ほとんどがトイレ・お風呂が共有となります。

いつもキレイならいいのですが…やはり共有スペース。シャワー室が汚かったり、トイレが汚れていたりと、神経質な人には向かないと思います。


まとめ

以上、大学生が下宿で暮らすことのメリットとデメリットをご紹介しました。

「自由」と「安心」どちらを重視したいかによって、下宿がいいのか、一人暮らしがいいのかが分かれてくるでしょう。

また、かかってくる「費用」もとても重要な決め手。もちろん、下宿と一人暮らしでは内訳も費用も違ってきます。

大学生の下宿暮らしにかかる費用、一人暮らしのかかる費用については、それぞれ別記事でまとめています。合わせて確認してみてください。

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