大学生になって実家を出る時、「一人暮らし」はもちろん「下宿暮らし」という選択肢も出てきますよね。
食事や門限など、決め手はいろいろありますが、まず気になるのは生活にかかる「費用」。
そこでここでは、大学生の下宿暮らしにかかるの費用について、一人暮らしの場合と比較しながら簡単にまとめてみました。
- 下宿でかかる初期費用とその内訳
- 下宿でかかる毎月の費用は?
- 大学生の下宿に毎月かかる費用のシミレーション
大学生の一人暮らしのかかる費用については、こちらの記事で詳しくまとめています。
➡︎ 大学生の初めての一人暮らし。初期費用と毎月の生活費の内訳
下宿のメリット・デメリットについてもどうぞ。
➡︎ 大学生が下宿暮らしをするメリットとデメリットをまとめてみた。
大学生の下宿暮らしにかかるの初期費用とその内訳!
さっそく本題。まずは、大学生が下宿暮らしをした場合、いったい何にどれくらいの「初期費用」がかかるのかについて。
一人暮らしと比較した結果、結論から言うと「下宿の方が数万円高くつく」ということです。詳しく見ていきましょう!
大学生の一人暮らしにかかる「初期費用」はおいくら?
大学生の一人暮らしでは、
- 引っ越し代
- 仲介手数料
- 敷金
- 礼金
- 管理費
- 火災保険
- 前家賃
- 家具家電
などで、家賃が5万円以下の部屋でも、初期費用としてだいたい40万円以上かかるのが一般的。
家具家電だけでも、10万円くらいはかかります。
食費はもちろん、光熱費は日割りした分を翌月に支払うケースがほとんどなので、初期費用としてすぐはかかりません。
大学生の下宿暮らしにかかる「初期費用」は?
大学生の下宿暮らしでかかる初期費用の内訳は、
- 引っ越し代
- 仲介手数料
- 入館費
- 部屋代
- 電気代
- 共益費
- 暖房費
- 食費
- 家具家電
が一般的。だいたい、初期費用として合計50万円以上はかかります。
一人暮らしの場合は、初期費用としてガスや水道・電気などの公共料金はかからないことがほとんど。
対して、下宿の場合は基本料などで決まっていると先払いのところもあります。
そして一人暮らしとの最も大きな違いは、「食費」がかかること。基本的には、その分月数万ほど高くなると考えていいでしょう。
また、下宿は家具家電が一部ついていることがあります。
その場合は、家具家電代を節約できることもあります。
大学生の下宿暮らしに毎月かかる費用は?
次に、下宿暮らしに毎月かかる費用をみてみましょう。
- 部屋代
- 食事代
- 共益費
- 暖房費(10〜5月頃のみ)
- 電気代
1つずつ詳しくお話ししていきます。
部屋代
下宿の部屋代としては、安いところで月4万円後半〜高いところで9万円ほど。
部屋の広さや階数によって値段が変わってくるのが一般的です。
食事代
下宿の場合、食事代が定額でかかってくる場合がほとんど。だいたい月2万〜3万程度が平均。
ご飯の心配がないのはありがたいですが、月額が決まっているので、一人暮らしの時のように節約したり調節したりできないのがちょっとネック。
また、外食に行った時や帰宅が遅くて食べ逃した時は、その分の食事代が無駄になった!というのも下宿あるあるです。
共益費
下宿にはトイレ、お風呂、食堂などの共用設備があり、その管理や維持費などで数千円の共益費がかかります。
一人暮らしの場合も、「管理費」と名前を変えてだいたい数千円が引かれるのが一般的です。
暖房費
下宿によって違いますが、だいたい10〜5月頃は暖房費が別途、期間限定でかかってきます。
一人暮らしだと、自由に節約したりできますが、下宿の場合は定額で、決まった期間支払う必要があります。
料金はだいたい月5,000〜6,000円程度。
電気代
これもまた、その下宿の料金形態によって変わりますが、中にはガス・水道は部屋代に含まれていて、電気代だけ使った分を別途請求する場合があります。
基本料金があり、それに加えて使った分が追加されていくのが一般的。
大学生の下宿に毎月かかる費用をシミレーションしてみた。
下宿に毎月かかる費用を一通りご紹介しましたが、なんとなく実感がわきづらいというか、イメージしにくいですよね。
最後に、「月50,000円の部屋を借りた場合(暖房費対象月)」に毎月かかる費用をシミュレーションしてみようと思います。
例)月50,000円の部屋を借りた場合
あくまでも例なので、選ぶ下宿によってそれぞれの費用は変わってくるということをご了承くださいね。だいたいこのくらい!という目安です。
- 部屋代:50,000円
- 食事代:21,000円
- 共益費:5,000円
- 暖房費:6,500円(対象月として)
- 電気代:3,200円(基本料+使用量)
「合計:月85,700円」が毎月かかる最低の費用になります。
これにプラス、外食や学食・お弁当、娯楽費、交通費などを入れると、だいたい10万円ほど稼げていれば大丈夫という目安が分かります。
まとめ
以上、大学生が下宿暮らしをした場合にかかる初期費用と毎月の費用についてご紹介しました。
費用が優先!という人は、結論一人暮らしの方がなんだかんだ節約やお金の調節が自由にできるのでオススメです。
費用以外で、下宿暮らしのメリット・デメリットを知りたい!という人は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
➡︎ 大学生が下宿暮らしをするメリットとデメリットをまとめてみた。
また、一人暮らしと迷っている人は、こちらの記事もどうぞ。
➡︎ 大学生の初めての一人暮らし。初期費用と毎月の生活費の内訳
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