大学生になってから、一人暮らしになったり、サークルに入ったりと、生活リズムが変わった人も多いですよね。
そんな中で大学生を悩ませるるのが、「授業中がとにかく眠い!眠すぎる!!」という事態。
今回は、大学生が快適に大学生活を送るためのキーポイント「睡眠」についてまとめました。
夜しっかり質のいい睡眠をとれるようになって、昼間のうとうと授業からおさらばしましょう!
大学生の平均睡眠時間とショートスリーパー

睡眠というのは人生の大部分を占めています。例えば、6時間睡眠だとしたら、その人は人生の4分の1を睡眠で過ごしていることになりますよね。
では、大学生の平均睡眠時間はどのくらいでしょうか?
マイナビの大学生400人を対象に行ったアンケート(『マイナビ学生の窓口調べ』参照)によると、大学生の平均睡眠時間は、6時間~8時間が7割。
あとの約3割は6時間以下という回答で、8時間以上と答えた人は非常に少なかったようです。
ショートスリーパーにはなれるのか?
まれに、ショートスリーパーと呼ばれる睡眠時間が短い人もいます。忙しい大学生からしてみれば、羨ましいですよね。
でも、結論から言って、これは遺伝的なもの。つまり、ショートスリーパーにはなろうと思ってなることは出来ません。
生まれつきショートスリーパーでない人が睡眠時間を無理して削ると、逆効果。
ショートスリーパーにしても、そうでないにしても、自分にぴったりの睡眠時間を見つけることが大前提です。
大学生が授業中に眠いのはなぜ?

では次に、授業中に大学生を襲う眠気について。
「なぜいつもそこまで私を襲うのだ!?」という答えを探してみましょう。
① 寝る前のスマホの使いすぎ
寝る直前に、ベッドの中などでスマホを使いすぎると、睡眠に悪影響が出ます。
その結果、寝つきが悪くなって次の日に寝不足になったり、寝られたとしても目の疲れのせいで次の日が眠い、ということになりやすいです。
② 飲みすぎた?
眠い日の前日、お酒を飲みすぎた記憶はありませんか?寝不足に加えて、アルコールは次の日になっても体に残っているので、眠くなりやすくなります。
③ 夜更かしした
「授業中眠いのはなぜ?」と切実に疑問に思っていても、よく考えたら単に「寝るのが遅い」というのが大半の原因です。
何時に寝て、何時に起きていますか?もう一度確認してみましょう。
④ 昼ごはんを食べ過ぎ
人間は、空腹の時にいきなり食べると血糖値が上がります。
そして、血糖値が上がると眠くなります。だから、ご飯後の授業は抵抗不可なほど眠いのです。
特に、食べ過ぎるとその分血糖値がガツンと上がります。
満腹を避け、腹8分目に抑えることで昼休み後に眠くなるのを避ける、というのは成功者もやっている方法です。
④ 睡眠の質が低い
①〜③どれも原因でない!ちゃんと生活しているし、ちゃんと睡眠時間も取っているのに!という大学生は、「睡眠の質」が低い可能性があります。
睡眠の質が低いと、ちゃんと寝ていても、疲れが取れなかったり、エネルギーを補充しきれずに朝を迎えるので、授業中に眠くなります。
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上で紹介した「大学の授業中に眠い理由」のうち、①〜③に当てはまった大学生は、きっと何をすればいいかはすぐにわかりますよね。あとは、行動だけ!
次の項目では、④の「睡眠の質が低い」のがどうやら原因かもしれない、という人のために、「睡眠の質を上げる方法」を朝・日中・夜の少し方に分けてまとめました。
大学生の気持ちいい朝の目覚め方

朝の目覚めは一日で最も大事なもの。
朝すっきりと目覚められると、一日が活動的に過ごせるだけでなく、授業中も眠くなりづらくなります。
1、全身に力を入れて伸びる
まず、目が覚めたら全身に力を入れて伸びましょう。
これで、すっきりと睡眠の惰性を打ち切ることができます。
2、よく寝たーと言う
「よく寝たー!」と自分に言い聞かせましょう。
ポイントは、あまり睡眠時間をとれていなくても、「よく寝た!」と言葉に出して言うことです。
これが自己暗示になり、実際には寝ていなくても、パフォーマンスが下がることを阻止できます。
3、太陽の光を浴びる
起きてすぐに太陽の光を浴びることも朝の目覚めに効果的です。
その日一日のエネルギー補給というイメージで浴びると気持ちいいです。
また、太陽の光は、崩れた体内時計を調整してくれる働きがあります。
睡眠パターンが崩れがちだった人は、特に太陽の光を浴びることを意識するといいでしょう。
4、朝食を食べる
朝食を抜く人が多いですが、朝食はしっかりと食べましょう。
朝食を抜くと、脳が目覚めないので、ぼーっとしたまま午前中を過ごすことになります。
また、朝食べることで体温が上がり、代謝を上げてくれるので、ダイエットにもとてもいいです。
5、起床時間を徐々に早める
これから睡眠の習慣を見直そうと、いざ早起きをしようとしても、今までの習慣が身にしみていて難しい人もいるかもしれません。
そんな人は、朝起きる時間を10分ずつ早めましょう。そうすれば無理なく早起きが出来ます。
6、朝の楽しみを作る
それでも起きれない人は、朝に何か楽しみを作りましょう。
内容は人それぞれですが、好きな本を読むでも、スイーツを用意するでも何でも良いので、起きたくなる理由を考えましょう。
7、朝の時間を活用する
せっかく早起きしたのです。だらだら過ごすのはもったいない。
朝は、エネルギーが満タンの状態なので、難しい仕事や勉強、作業がはかどる時間です。
コーヒーを飲みながら1日のスケジュールを確認したり、
ビジネス書を読んだり、
ネットビジネスに打ち込んだり、
大学の勉強をしたり、
隙間時間に何をするか考えたり…。
自分の人生で特に重要な項目について、時間を割くようにすると人生が加速して変化していきます。
大学生が取り入れたい2つの日中の過ごし方

次に、睡眠について日中に意識したい2つのことをご紹介します。
1、15分の昼寝でスッキリする
大学で眠くなってしまった時は、授業中に寝てしまうのを防ぐためにも短い昼寝をするのがオススメ。
最近では、昼寝がパフォーマンスを上げると注目されていて、有名大企業などでも昼寝を取り入れているところが増えてきています。
昼寝の時には、15分〜20分程度が最適と言われています。
それ以上昼寝をすると、逆に深い眠りに入ってしまい、後々ぼーっとしてしまうので気をつけましょう。
眠れない場合は目をつぶっているだけでも効果はあります。
2、運動をする
日中に運動をすると、夜の睡眠の質を上げてくれます。
逆に、一日中家にいたり、あまり人と話さない日はよく眠れないかもしれません。
睡眠は日中に消費したエネルギーを補充するためのものなので、そもそも日中にあまり消費していない、という人は運動を取り入れましょう。
大学生の睡眠の質を高める夜の過ごし方

睡眠の質を高めるには、朝の過ごし方、日中の過ごし方ももちろん関係していますが、一番直結しているのはやはり「寝る前の時間の過ごし方」。
睡眠の質を高めたいなら、寝る前に何気なくなってしまっている行動を見直しましょう。
1、寝る前はケータイ、パソコンをいじらない!
寝る前にケータイやパソコンなど、ブルーライトを発している画面を見ると、目が冴えて眠れなくなります。
また、眠たくなるまでケータイをパソコンをいじり続けると、目の疲れで翌朝の目覚めが悪くなります。
寝ようと思っている1時間前にはケータイやパソコンの画面から離れましょう。
2、筋トレ等をしない!
夜の筋トレも眠れない原因の1つになります。
体が興奮状態になり、目が冴えて眠れなくなります。
寝る前の筋トレは避け、代わりにリラックスを促すストレッチをしましょう。
3、布団で悩んだり、1日の反省をしない!
布団に入ってから今日の出来事を思い返して反省したり悩んでしまう人は多いのですが、注意が必要。
夜は思考がネガティブになりやすい時間なので、一度考え出すと頭をぐるぐると回ってそのまま眠れなくなる可能性があります。
悩み事がある人は夜に悩まず、朝に解決しましょう。
1日の「反省」をしたい人は布団に入る前に済ませましょう。
4、お酒を飲まない!
お酒を飲む場合は、寝る3時間前には切り上げましょう。
お酒を飲んですぐに寝ると、睡眠がかなり浅くなり、質が下がるといわれています。
また、次の日も日中眠くなりやすくなるので、注意。
5、お風呂に入る
お風呂に入った後はスムーズに眠りにつけますが、1つ注意点です。
ぬるめのお風呂に入る場合は就寝の1時間前、熱めのお風呂に入る場合は就寝の3時間前には済ませましょう。
熱めのお風呂に入ってしまうと体が覚めてしまうからです。
6、無理して寝ない!
どうしても眠れないときは無理して寝ずに、読書をしたりして過ごすと良いでしょう。
自然と眠たくなってきます。ただ、ケータイやネットサーフィンは避けましょう。余計眠れなくなります。
まとめ
以上、大学生の睡眠について、授業中に眠れない原因とその解決法をご紹介しました。
授業中に眠いのは、毎日の習慣が一番影響しています。
習慣を見直すことで、睡眠の質を上げ、パフォーマンスの高い大学生になって周りに差をつけましょう。
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