「大学生のうちに起業がしたい!」という人のために、今回は大学生で起業した私が、これは起業する前に最低限読むべき!と思った良書を厳選してご紹介します。
いろんな側面から起業について知ることができるように、「起業家の体験談」がメインに書かれた本と「起業に最低限必要な知識」が書かれた本の両方をまとめました。
どれも「入門書」レベルの内容なので、すでに起業をしている大学生はもちろん、これから起業する・起業したい大学生にぴったりです。
大学生で起業したいなら、まずはたくさん本を読め。
「起業に興味がある」という大学生は年々増えてきています。
起業したいと思ったらまずやることは、起業についての本をたくさん読むこと。
こちらもどうぞ 大学生は本を読みまくるべし!効果的な本の選び方と読み方
起業の本が教えてくれる「失敗体験」の価値

起業したい!と思った時、ついつい「どうやったら起業で成功できるのか?」ということに目が向きがちですよね。
成功体験を知ることももちろん大事ですが、それ以上に大事なのは実は「失敗体験」を知っておくことです。
「失敗」というのは何よりの学び。
起業の良書では、その「失敗体験」を自分のリスクをさらすことなく知ることができるのですから、読まない理由がありません。
潜む危険をできるだけ知っておくことで、「自分は同じような失敗をしないように」というリスク回避の引き出しを増やすことができるのです。
つまりは、「無駄な失敗を省ける」ということ。
大学生の起業には「お金の知識」と「人間力」が必須!

「ただ会社を作るだけ」なら、今の時代いくらでも簡単にできます。
でも、「その会社を継続できるか」というと…実に70%が3年以内に廃業になるという現実。
今までいくらか社会経験やお金の知識がある大人とは違って、大学生が起業をし、継続するには「お金の知識」と「人間力」が必須になってきます。
ここでは紹介しきれなかった「お金の基礎知識」を身につける本、起業に必須の「人間力」を磨く本については以下で別に紹介していますので、チェックしてみてください。
合わせて読むことで、「知識」と「心構え・あり方」の両面から起業に向き合うことができ、ブレない軸を持つことができます。
大学生で起業したい人が読むべき本8冊【体験談編】

ではさっそく、起業したい大学生が最低限読んでおきたい本をご紹介していきます!
まずは、実際に起業をし成功した起業家たちの経験談がメインとして書かれた本をご紹介します。
これらの本のいいところは、上で書いた「失敗体験」も書かれていること。
成功体験も失敗体験も、どちらも知って自分の糧にしていきましょう。
1、社長失格
元株式会社ハイパーネットの創業から倒産までの物語。
古い本だが、起業の甘くない現実を知るための一冊。
2、社長復活
「社長失格」の続編。
倒産した社長がなぜ「再起業」したのかが書かれた本。
起業の魅力について分かる。
3、リブセンス
株式会社リブセンスの生い立ちから上場までの話。
大学生にして起業した村上太一氏について書かれており、
現役大学生には大変参考になる本。
4、ウィルゲート 逆境から生まれたチーム
株式会社ウィルゲートの創業から崩壊、成長までの話。
18歳で創業し、22歳で借金1億円を抱えた会社がどのように回復したのか。
5、スーパービジネス それはおばあちゃんのレシピからはじまった
海外の企業「スーパージャム」を14歳で設立した少年の話。
経営のエッセンスが盛り込まれた本。
6、1万円起業
「起業にはお金が必要?」そんな常識を覆す、起業の話。
片手間で起業するには?
7、スティーブ・ジョブズ Ⅰ・Ⅱ巻
故スティーブ・ジョブズの生い立ちから、亡くなるまでの伝記。
Appleという会社がどのように生まれ、成長したかについても書かれている。
スティーブ・ジョブズの魅力が分かる有名な一冊。
8、こんな僕でも社長になれた
決して良いキャリアとは言えない著者の成功物語。
学歴など関係なく起業できると気づかされる本。
大学生で起業したい人が読むべき本【知識編】

今度は、具体的な起業に関する「知識」が書かれた本をご紹介します。できれば、起業したいのなら、全部読んだ方がいいです。
成功者は決まってみんな「読書家」。
「全部読むのは多い!」と思うかもしれませんが、あなたの今の「当たり前」から成功者の「当たり前」に移行していかなければいけません。
これらの本は全部、最低でも読破したいものです。
1、金持ち父さんの起業する前に読む本
2、「成功の型」を知る 起業の技術
3、ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
4、図解 カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門
5、最新 起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金
6、経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本
7、図解 実戦マーケティング戦略
大学生が起業を学ぶビジネススクール
一人で独学もいいけれど、
- 共に成長できる仲間と出会いたい
- ノウハウだけでなく事業立ち上げの体験をしたい
- しっかりと起業の基盤を身に付けたい
という人は、首都圏の大学生・大学院生限定ですが、こちらのスクールがおすすめ!
● WILLFU STARTUP ACADEMY

大学生・大学院生が起業を学ぶためのビジネススクール。
6ヶ月(半年)で「経営スキル学習」と「起業体験」の両方をバランスよく組み込むことで、これからの時代で勝ち残る起業の土台・基礎を徹底的に身につけます。
受講生の2人に1人は、実際に学生起業を果たすという脅威の実績。
共に学生起業をする仲間と出会える、実際に事業立ち上げの経験を積めるというのはかなり大きなメリットです。
「起業に興味はあるけど、具体的なイメージを持てていない」 「何から始めればいいかわからない」という学生も、まずは無料説明会・体験授業で起業の一歩を踏み出しましょう!
まとめ
以上、大学生で起業したい人が最低限読むべき本をご紹介しました。新世代の起業家として有名な堀江貴文も、
「起業にリスクはない。例え短くても、一生社員で働いた人が学べない仕事の本質を見抜く力がつくからだ」と言っています。
(必読!大学生で読んでおきたいおすすめのビジネス書トップ10より『ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく』堀江貴文)
まだ起業に迷っている大学生も、すでに起業を決めた大学生も、今回ご紹介した本を最低限読んで、もう一度自分の人生に向き合ってみてください。