大学生に人気のアルバイトの1つ、「塾講師・家庭教師」。
時給が高い!教えるのが楽しそう!など、それぞれ印象やイメージがあると思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、大学時代に「個別塾講師」と「家庭教師」の2つを経験した私が、平均時給・大学との両立・職場の雰囲気・身につくスキルなど、経験談を含めてまとめました!
「塾講師・家庭教師」のアルバイトに興味がある大学生、迷っている大学生は参考にしてくださいね。
大学生が知っておきたい!塾講師・家庭教師バイトの仕事内容
いきなり大勢のクラス講師は勤められないので、大学生のアルバイトとして募集されているのは「個別塾講師」がほとんど。
ここでは、「個別塾講師」と「家庭教師」に共通する仕事内容を見てみましょう!
- 予習
- プリント・資料の用意
- 時間内の講義
仕事としてはこの3つメイン。
❶ 予習
講義が始まる前に、今日はどの範囲を勉強・復習するかなどの予習をします。
学校を進み具合や生徒のレベル・希望をあらかじめ知っておいて、計画を立てる必要があります。
❷ プリント・資料の用意
講義に使う演習問題を用意したり、講義内容のまとめ資料を用意します。
とはいえ、自分で何か資料を作ったりする必要はありません。
基本的には、塾に置いてある資料・問題集をコピーして使う感じになります。
❸ 時間内の講義
時間配分を気にしつつ、プリントや学校の教科書・問題集などを使ってその日の講義をします。
1〜2教科のみ専任担当のところもあれば、バイト応募条件に「1教科からOK!」と書いてあっても、実際は5教科担当をお願いされることもあるので注意!
塾講師・家庭教師のバイトは稼げるの?平均時給について
塾講師・家庭教師は時給が高いことでも有名ですが、実際の平均時給はいくらなのでしょうか?
塾講師・家庭教師バイトの平均時給
「個別塾講師」のアルバイトの場合、大体の相場は1000円〜3000円で平均時給は1200円前後と言われています。
「家庭教師」のアルバイトはそれよりも少し高めで、1500円〜1800円が平均時給。
やはり、塾講師・家庭教師はうわさの通り、かなり時給がいいアルバイトではあります。
時給が高いからといって稼げるとは限らない!
ただし!塾講師・家庭教師は生徒ありきの仕事なので、担当生徒がいない限り働けません。
例えば、1200円の時給で「1日5時間」アルバイトをしたいと思っていても…
実際には担当する生徒が1人しかいなければ、1回の授業分(90分など)しか働けないということ。
時給が高いので稼げるイメージがありますが、実際に稼ぐにはたくさん生徒を担当する必要があります。
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塾講師・家庭教師のバイトは大学との両立はしやすいのか?
ちょっと他のアルバイトとは違う、塾講師・家庭教師のバイトのシフトと大学との両立について見てみましょう。
塾講師・家庭教師のシフトについて
私が個別塾講師だった時も、家庭教師だった時も、基本的には担当する生徒とスケジュールを決めるのがシフトでした。
なので、生徒がお休みするともちろん自分のバイトも休みになります!
個別塾でバイトしていた時は、教室まで行ったのにもかかわらず「今日は〇〇ちゃん欠席です」と言われて、そのまま帰ったことがありました。笑
また、家庭教師も生徒の体調不良などで連絡が来ると、また別日に移ることもあります。
塾講師・家庭教師の大学との両立について
上でも書いたように、シフトは確定・固定されているものではなく、割と生徒の都合に合わせて柔軟に対応する必要があります。
実際にやってみて思いましたが、正直サークルや部活と両立するのは難しいかもしれません…。
ある程度、生徒に合わせてスケージュールを立てられるくらいの余裕がある大学生の方がいいと思います。
ただ、大学の授業との両立はほとんど問題ありません。
恋愛や友達作りは?塾講師・家庭教師バイトの職場雰囲気
塾講師・家庭教師は個人でやる作業がほとんど。
特に家庭教師は完全に一人なので、新たな友達作りや恋愛などは難しいでしょう。
塾講師の場合も、ほとんど他の講師と話すことはありませんが、たまに講師同士で打ち上げなどがこともあります。
もし、新たな友達作りや出会い・恋愛を求めいるなら、飲食店やカフェ店員のアルバイトの方がおすすめです!
➡︎ 【経験者語る】大学生のカフェ店員バイトの実態!平均時給や苦労・身につくスキルまで
大学生で塾講師・家庭教師のバイトをするメリット3つ
私が大学時代に塾講師・家庭教師のバイトをしてみて感じたメリットをまとめます。
❶ 教えることが好きな人は楽しい
教えることが好きな人にとっては、塾講師・家庭教師のバイトは楽しいです。
私も教えるのが好きですが、どうすれば分かりやすく伝わるか、どうすれば身につくかを考え、工夫しながら教えるのがとても楽しかったです。
読み上げるだけで理解する生徒もいれば、図に書いて噛み砕いて初めて理解してくれる生徒もいるので、それぞれのレベルに合わせた教え方が必要です。
❷ 自分も知識の復習になる
すっかり忘れていた昔の勉強も、授業をしていくうちに生徒と一緒に思い出したり、理解が深まってきます。
生徒の質問に答えられないなんてことがないように、苦手な分野はあらかじめさっと予習も必要。
教養を改めて身につけられるので、社会人になってからも役に立ちます。
❸ 本気になれるアルバイトである
塾講師・家庭教師のバイトは、講師の本気度が生徒に伝わります。
受験を控える生徒はもちろん、「次の期末試験では〇点目指そう!」など、目標・ゴールに向かって講師も一緒に頑張っていく仕事。
生徒に愛着が湧けば湧くほど、「なんとかこの子の点を上げたい!」「どうすれば理解してくれるだろう?」など、どんどん本気になっていく自分に気がつきます。
私が大学時代塾講師・家庭教師のバイトで苦労したこと
私が大学時代に個別塾講師と家庭教師のバイトをしてみて大変だったことをそれぞれまとめます。
● 個別塾講師で苦労したこと
私が個別塾講師のアルバイトをやってみて苦労したのは、
- 稼ぎたくても担当生徒がいないと働けない
- 髪色・服装(スーツ)が厳しい
- やる気のない生徒が大変
ということ。
希望する金額を安定して稼ぎたいなら、カフェ店員やコールセンターなど、他の固定シフト制のバイトの方がおすすめ。
明るめに髪を染めているとアウトだったり、私服で大学に行って、一旦帰ってスーツに着替えたりとちょっと不自由な点もあります。
また、親が無理やり塾に入れているパターンの生徒だとやる気がなく、授業中に居眠りする生徒も。叱るのか、理解を示すのか…対処が難しいこともあります。
● 家庭教師で苦労したこと
私が家庭教師のアルバイトをやってみて苦労したのは、
- 稼ぎたくても担当生徒がいないと働けない
- 髪色・服装(スーツ)が厳しい
- 毎回自宅まで行くのが大変
はじめの2つは個別塾講師と同じですね。
家庭教師を雇うご家庭は、たいていお金持ち。お家も住宅街にある一戸建てがほどんどです。
なので、バスで乗り換えが必要だったりとちょっとアクセスが不便な場合もあります。
大学生で塾講師・家庭教師のバイトをすると身につくスキル・学べること
塾講師・家庭教師のバイトをして身についたスキルや、学べたと思ったことは…
- 教養科目の知識・復習
- 人を導く力
- 人の特徴や得意・不得意を理解する力
塾講師・家庭教師のバイトで学べることは深いです。
教養科目の復習ができ、知識が深まるのはもちろん、いろんな生徒の得意不得意を見極め、どうやって授業を進めればいい結果を出せるのか考えます。
一言では表すのは難しいですが、人を導くことを本気で考える経験になります。
興味のある大学生は塾講師・家庭教師のアルバイトを探してみよう!
正直、大学生のうちに1度は塾講師・家庭教師のアルバイトは経験してみた方がいいと思います。
私も個別塾と家庭教師を両方を経験しましたが、アルバイトの中で一番いい思い出になっています。
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まとめ
以上、大学生に人気の塾講師・家庭教師のバイトの実態を、体験談を含めてご紹介しました。
他のアルバイトも私の経験談を踏まえて紹介しているので、気になるものはチェックしてみてくださいね!
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