大学生になると、友達や周りが一斉にアルバイトを始めるけれど…
- 本当はバイトどころじゃないんだけど…
- 周りに楽してるって思われるの?
- 大学生ってバイトしないとダメ?
そんな疑問を抱いている大学生もいるのではないでしょうか?
ここでは、大学生とアルバイトの関係性をもう一度見直し、大学生がバイトをしないメリット・デメリット、そしてアルバイト以外の稼ぎ方をまとめました!
大学生はバイトするものでしょ!みたいな風習…
バイトをしていない、または昔していたけど今はやめている大学生は、こんな風あたりを受けることがあります。
- 友達に驚かれる
- バイトしないの?としつこく言われる
- 楽していると思われる
- バイト自体がストレスで続けられないのに理解してもらえない
ほとんどは、友達からの意見や視線にストレスを感じている場合が多いようですね。
中には「なんでバイトしないの?」とか「バイトしないなんて甘えてるだけ!」という意見もありますが…
「大学生はバイトしないといけない」なんていったい誰が決めたんでしょう?少なくとも、日本にはそんな法律はありませんぞ。
大学生がバイトをする割合ってどれくらい?
そもそも大学生でアルバイトをしている人って、どれくらいいるのでしょうか?
やっぱりアルバイトをする大学生の方が多数派なのでしょうか?
(参考:https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html)
2018年の「第54回学生生活実態調査の概要報告」によると、全国の国公立・私立大学の学生を調査した結果、
アルバイトをしている | 74% |
アルバイトをしていない | 26% |
3割の大学生がバイトをしない理由ランキング
では、その3割のバイトをしない大学生は、どんな理由でバイトをしていないのでしょうか?
(参考:マイナビ学生の窓口調べ)
マイナビが行った調査によると、大学生がアルバイトをやらない理由TOP5は、
- 勉強やサークル・部活動が忙しい(52.3%)
- 興味がないから(10.2%)
- 金銭的に余裕があるから(6.8%)
- やりたいアルバイトが見つからないから(5.7%)
- 体力的に自信がないから(5.7%)
だそうです。1つずつ見てみましょう!
大学生がバイトをしない理由❶ 勉強やサークル・部活動が忙しい
圧倒的半数以上を占めるのが、「勉強やサークル・部活動が忙しい」という理由。
勉強やサークル・部活動など、アルバイト以外の活動で忙しくて「アルバイトをしている時間がない!」というのが本音のよう。
「勉強の大学時代」「サークル・部活動の大学時代」「旅行や友達と楽しむ大学時代」…人によって大学時代の過ごし方はそれぞれでいいですよね。
大学生がバイトをしない理由❷ 興味がないから
「やってみたいと思わない」「大変そうだから嫌だ」など、そもそもアルバイトに興味を持たない大学生も。
興味のないバイトに時間を使うくらいなら、趣味や勉強に時間を使いたいという人が多いようです。
大学生がバイトをしない理由❸ 金銭的に余裕があるから
アルバイトをする大学生の一番の目的は「お金を稼ぐこと」。
実家暮らしや親からの十分な仕送り、自分のビジネスなどで金銭的に余裕がある大学生は、そもそもアルバイトをする理由がないですよね。
大学生がバイトをしない理由❹ やりたいアルバイトが見つからないから
アルバイトをしようと探してみたけれど、やってみたいものに出会っていない。
この理由の大学生は、「興味のあるアルバイトを見つけたらやってみようかな」という気持ちも含まれそうですね!
理由❹に当てはまる大学生は、こちらの記事も参考にしてみるとやってみたいアルバイトに出会えるかもしれません。
➡︎ 大学生が経験したい、スキルアップできるおすすめアルバイト5つ
大学生がバイトをしない理由❷ 体力的に自信がないから
「バイトを経験したことはあるけど、ストレスだった・合わなかった」という大学生も今の時代増えてきています。
私も大学時代にバイトをしていましたが、精神的にも体力的にもきつくて3ヶ月以内にはやめていました。笑
大学生がアルバイトをしないメリットとデメリット!
「大学生はバイトした方がいいじゃん!」「え、なんでしないの?」なんて友達の意見に振り回される前に、ここで一回頭の整理。
大学生がアルバイトをしないメリットとデメリットを確認おきましょう!
大学生がアルバイトをしないメリット3つ
大学生がアルバイトをしないことで手に入れられるメリットは主に以下の3つ。
- 時間に余裕ができる
- 自分のやりたいこと(勉強・サークル・趣味)に専念できる
- 余計なストレス・負担を抱えなくていい
一番のメリットは、勉強やサークル・その他打ち込みたいことに、無理なく専念できることですね。
無理してアルバイトを入れることで、生活リズムが崩れたり、疲労がたまって他の活動に悪影響になる可能性も十分あります。
また、アルバイトでストレスを感じたり体調を崩してしまった人は、アルバイトから解放されることも自分を大事にする選択の1つ。
大学生がアルバイトをしないデメリット3つ
では逆に、アルバイトをしないという選択をした場合に失うものは何でしょうか?
- 社会人前の社会経験(準備)ができない
- 使えるお小遣いに限度がある(その他ビジネスをしてない人は)
- コミュニティが限られる
- 就活で若干のハンデがある
アルバイトは、「ずっと座っている事務仕事は向かない」「お客様の満足そうな顔にやりがいを感じる」など、自分の向き不向きを見つける機会になります。
その点では、いきなり就職してがっつり社会人デビューする前に、「お試し社会経験」ができる方がいいかもしれません。
また、大学時代のアルバイトは出会いや大学以外の友達・仲間関係を楽しめるもの。
他にコミュニティがある人はいいですが、大学と家の行き来になると少し寂しい青春時代になる可能性もあります。
アルバイトをしない大学生は就活に不利なのか?
上の項目「大学生がアルバイトをしないデメリット」に「就活で若干ハンデがある」と書きましたが、バイトをしない大学生は就活が気になりますよね。
1つ知っておきたいのは、「ある特定の条件では、バイトをしていた方が有利な場合がある」ということ。
それがどんな場合なのか、次で見てみましょう!
アルバイトが就活に有利になる場合
実際、アルバイトが就活に有利になるケースはというと…
- バイト先と同職種同業界へ就職希望する時
- 1年以上同じバイト先で勤務した
- 昇給した
- バイトリーダーなどを任された
- バイト先で表彰された
- 新人を教える立場だった
という場合です(参考:an アルバイトニュース)。
❶番は確かに、同職種・同業界でのアルバイト経験がある人の方が有利ですね。
また、バイト先での働きやリーダーシップが評価された「実績」を、目に見えやすい形でアピールできるのは確かに強みになります。
ただし!アルバイトでしか得られないものではない
とはいえ、実際のところアルバイトでしか得られない特権は❶だけ。
その他❷〜❻に関しては、正直アルバイトでなくても、サークルやその他活動で同じような経験をしているなら、ハンデにはなりません。
「こんな経験・実績・成長をした」とアピールできるポイントを持っているのなら、別にアルバイトである必要はないのです。
つまり、「確かにハンデはあるが、他でカバーすれば若干程度」ということ。
【結論】大学生はバイトをするべきなのか否か。
「バイトしない大学生っておかしい?」「しないとダメなの?」と迷っている大学生に結論を出すとすれば、たった一言。
- 唯一大事なのは「自分がどうしたいか」
です。
正直「こうだからこう」と結論が出せるものではなく、その人によってベストな選択は変わってきます。
その指針となるのは、誰の意見でもなく「自分の本心」!
だから、ここまで読んでみて「今の自分の気持ち」に目を向けてみてください。
こんな大学生はアルバイトをした方がいいかも!
今の気持ちが、
- やっぱり一度は経験しておこうかな
- 就活は少しでも有利にしたいな
- 後で後悔したくないな
と感じている人は、「何事も経験」精神で思い切ってアルバイトをやってみた方が有意義になるでしょう。
忙しい人は、長期休みなどに短期のアルバイトをしてみてもいいと思います。
体力に自信のない人は、体の疲れないコールセンターや短時間勤務のできるアルバイトを探しましょう。
➡︎ 【経験者語る】大学生のコールセンターバイトの実態!平均時給や苦労・身につくスキルまで
➡︎ お金が足りない大学生ももう安心!短期で稼げる高額アルバイト!
こんな大学生はアルバイトをしなくていい!
逆に、ここまで読んでみて
- やっぱり今の自分にアルバイトはいらない
- 別に興味を持てない
- 他のことに時間とエネルギーを使いたい
と確信が深まった人は、自信を持ってそれを貫いてください。
「親がこういうから」「友達にこう言われるから」という他人基準で人生を選択するのをやめる大事なチャンスです。
あなたが「その他大勢」と同じである必要などどこにもありません。
しつこい友達・視線をかいくぐる方法
アルバイトをしてみよう!と選択した人は、ぜひ挑戦してみてください。
アルバイトはやっぱりやらない!と選択した人は、とはいえ友達があれこれ言ってくるのがストレスという場合もありますよね。
そんな時は、しつこい友達の心理とかいくぐる方法を知っておくと便利です。
しつこい友達・バイトしなきゃダメ!派の人の心理
こう言ってくる友達が周りにいませんか?
- え、バイトしないの?なんで?
- バイトしなよ!
- 楽してるだけでしょ?
その心理は、それぞれ。
❶は、「世間一般論が正しいと思っている人」です。「みんながそうだから私もそうする」という選択をしているので、自分のための人生ではありません。
❷は、「巻き込もうとしている人」の可能性が高いですね。もちろん、不必要なものに巻き込まれる必要はありません。
❸は、「うらやましい人」です。自分も本当はバイトしたくないのに、何かの事情でやらないといけない。
バイトをしなくてもやっていけるあなたを見て、うらやましがっているだけです。
友達になんて言われても、「あなたのため」というよりはその人自身に不安や不満があることがほとんど。気にする必要はないのです。
しつこい友達をかいくぐる受け答えの方法
では、実際❶〜❸のようにチクチク言われた場合、友達になんて受け答えすれば理解してもらえるのでしょうか?
以下を参考にしてみてください。
● はっきり言える人⬇︎
「私は他にやりたいことがあるから/興味ないから/必要ないから、バイトはしないって決めてるんだ」
「よくそう言われるけど、別に私は私でいいと思ってるからさ」
● はっきり言いづらい人⬇︎
「親にバイトより勉強に専念しなさいって言われててさ」
「やりたいんだけど負担かかるとすぐ体調崩すんだよね」
***
「う〜ん」「探してるんだけどさ〜」という曖昧な受け答えだと、何度もしつこくされる可能性が高くなります。
どちらにせよ、「私はバイトをしない」というキャラで理解してもらうことがカギです。
収入は欲しい人へ!大学生がバイト以外で稼ぐ方法
「アルバイトはしたくない!でも、収入は必要」という大学生もいますよね。
その場合は、「アルバイト以外で稼ぐ方法」が必要。こちらの記事が参考になるかと思います。
ただし、投資に関してはお金になるまでに多少のリスクがあるので、よく吟味した上で自己責任でトライしてくださいね!
また、一人暮らしの大学生で「稼ぐ」よりも「節約」したい派の人は、
が役に立つと思います。参考にしてみてください。
まとめ
以上、大学生でバイトをしないメリット・デメリット、その他ご紹介しました。
繰り返しますが、大事なのは「自分がどうしたいか」に忠実であること。
不安になったり迷ったりするのは、自分の本音に自信がない時、無視している時だけです。
あなたが本音でした選択なら、そこには学びしかないので何も心配することはありませんよ。
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