大学の必修科目を落とすとかなり焦りますよね。というのも、もちろん留年の可能性が出てくるから。
必修科目を落とすと留年になってしまうのか?
また、必修科目を落としてしまったいま、留年を回避するためにできることは何なのか?
今回は、必修科目を落として焦っている大学生に向けて、留年の可能性についてといまからできる対処法についてご紹介します。
必修科目を落とすと留年になるのか?
結論から言うと、留年が決定する場合とそうでない場合があります。
留年というのはつまり、「進学・卒業に必要な単位を取得していない」から起こること。
だから、もし必修科目を落としてしまっても、基本的には卒業までに取り直せれば大丈夫です。
ただ、「進級(次の学年に上がる)」のために必須だった科目を落とした場合は、留年になる可能性もあります。
大学のシラバスをすぐに確認しましょう。
- 自分が落とした・落としそうな単位は来年以降また取り直せるのか?
- それとも、今年度のうちに取らなければならないものなのか?
取り直しが可能だった場合はちょっとホッとしますが、実は1つ注意したいことが。
それは、大学の授業には「時間割」があるということ。取りたいと思った授業がいつでも取れるとは限りません。
例えば、3年生で必修科目を落としたとして、4年生で取り直そうとしても、同じ時間割に他の必修科目が被ってくることがあります。
そうなるともうどちらかを捨てるしかありません。なので、留年が決定してしまいます。
どうして必修科目を落とすと留年しやすいの?
大学の先輩から、「必修科目は落とさないほうがいい!」と言われたことがあるかもしれません。
それは、選択科目に比べて必修科目は落とすと留年につながりやすいからです。
選択科目というのは、「選択科目」と指定されている複数の授業の中から選ぶことができますよね。
だから、例えば他の授業と時間割がかぶってしまっても、時間割がかぶらない別の選択科目を選んで単位を取る、ということができます。
でも、必修科目はほとんどが「この授業」と1つに決まっています。
だから、運良く次の学年でその時間割が空いていれば、取り直せるけれど、もし他の必修科目がかぶっていたら、取り直せないということになります。
だから、「落とすと留年になりやすい」というのは正確に言うと「落とすと取り直しづらいので留年にないやすい」ということ。
必修科目を落とした時にまず確認したいこと
まずは、手元に大学のシラバスを用意!そして、自分が落とした・落としそうな単位を確認しましょう。
そして、次のポイントをチェック↓
- 落とした単位は来年取り直せるか、今年度までの履修が必要か?
- 卒業までに必要な単位はいくつか?
- 必要単位を卒業までにクリアできそうか?
自分で確認してもよくわからない場合や、落とした単位が時間割的に来年取り直せるかどうかわからない時は、学科長に相談してみましょう。
また、今後どの学年で何個の単位をクリアしていくのか、卒業までの見通しを立てましょう。
やばい!留年になりそうな場合にとる行動
以上の確認をしてみて、結果「やばい!どうやら留年になりそうだ…」という場合は、まず学科長に相談しましょう。
大学の教授の役割の1つは、学生を無事に卒業させることですから、どうやって対処したらいいか必ず相談に乗ってくれます。
シラバスや大学の学生専用ページに書いてある教授のメアドに連絡してみましょう。
学科長は、今までそういう学生をたくさん見てきたはずなので、特にあなたのことをなんとも思いません。
恥ずかしがって留年になるより、勇気を出して助けを求めましょう。
まとめ
以上、大学で必修科目を落とすとどうなるのか、その対処法などについてお話ししました。
まだ間に合う場合は、頑張って取り直しましょう。